てくてく工房一級建築士事務所の最新ニュース記事・新着情報。T様邸茶室新築工事が着工しました。 (2022-05-09)について

T様邸茶室新築工事が着工しました。

計画開始から1年10か月を経てようやく、T様邸茶室の工事が始まりました。
こちらの建物は当初から大幅に計画変更を行った経緯があり、そこまで遡ると実に4年半の年月が流れたことになります。
covid-19の影響を大きく受けながらもたどり着いた着工に、設計士として並々ならぬ思いを抱いてしまいます。

さて現場はというと、最初のポイントは基礎の配筋検査です。
設計通りになっているか、誤りがないか、計測しながら確認していきます。
今回は平屋建ての軽い建物なので配筋の密度は低めです。

検査をクリアすると、いよいよコンクリートの打設です。
コンクリートはべた基礎の底盤部分と立上り部分を2回に分けて打つことが多く、今回もまずは底盤の打設から実施します。
まだ5月というのに気温は24度近くあり、現場は早く次のミキサー車が来ないかとうずうずします。

それから数日後に立上り部分の型枠を組み、アンカーボルトを設置する工程に入ります。
アンカーボルトの本数や位置等に問題がないか検査を行い、2度目のコンクリート打設が実施されます。

型枠が外れて基礎があらわになると、部屋の大きさが認識しやすくなりワクワクしてきます。
その日まであと数日…。

住宅瑕疵担保保険の検査員さんが、厳しくチェックしています。

べた基礎底盤のコンクリートを打設しているところ

立上り部分の型枠とアンカーボルト(大きいものはホールダウンアンカー)

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